

ファーストパターンから担当し、表現したいシルエットが出来上がるまで、期限内に何度も試行錯誤を重ねる。その後、サンプルを上げては修正を行い、より完成度の高い商品を生み出していく。最終的には、量産品の検品にも関わるので、服づくりの始めから完成まで、全てがパタンナーの仕事領域だと言える。自分の感性だけに頼ることなく、マーケティングに基づいたバランスの良いパターン作成が重要である。

パターンには決まりや正解はない。すなわち、パタンナー自身のセンスがそのまま商品に反映する。いかに支持されるものを作り出すのかということが、それぞれのパタンナー自身に大きく任されている。そのためにもデザイナーと何度もディスカッションを繰り返し行い、お互いの意識を統一していく。また、自らリサーチに出向き、トレンドを把握することも重要だ。

パタンナーとは、あくまでも洋服の設計図を作り、それを伝える職業であるべき。プロのパタンナーは“作品ではなく商品をつくる”という意識を常に持つことが重要だ。実際に縫製を担当する工場にとって、“わかりやすい”そして“縫いやすい”パターンを提供していかなければならない。自分の指示次第で、洋服の仕上がりが大きく左右されることを念頭におくことが基本だ。

